こんにちは、パラソリストきよこです。
さあ、早速来年度の日傘に向けて…
今年の日傘の形を見直して、来年の日傘に向けて型紙を直します。
日傘を作り始めてかれこれ5年、販売を始めて2年、来年は3年目。
今までどうしていたかというと!
1.「既成の型紙を使う」 → 日傘はできたけどなんか形が気に入らない。
2.「傘をばらして型紙を作る」→ 近づいてきたけどもうちょっとかわいらしくならないかな。
3.「ばらして作った型紙で仮縫いして立体にしてから補正する」→微々たる部分がもう少しなんだけどな(今ここ!)
洋服は学校で習ったので計算や分度器やらで型紙は引いたけど、
傘ってどうするんだろうってずっと考えてました。
一から理想の形で作りたいのです。
CADとか?(使ったことないし)
3Dプリンター?(立体は要らないなあ)
帽子をすごく大きくする?(そんなわけで一時期、帽子ばっかり作ってた)
スカートの型紙を変形させる???(だいぶ違うし)
なんかないかな、ヒントはないかな….
そして、銀行でぼけーっと世界時計を見ていて気がついた。
「そういえば、子供のころ地球儀作ったなー….」
「紙のピースを球体に張り付けて作ったなー…」
「あああっ!これだ!まずは球体の型紙起こせばいいのか!」
ということで、早速球体の型紙の作り方を調べてから….
理想の傘の形のシルエットを模造紙に書き出して、
傘の小骨は弧の長さ、
小骨の先から親骨までの長さは半径に該当し、
円周率3.14で必要な長さを割り出して、
理想形の部位に当てはめて傘の型紙におこします。
分度器とコンパスと円周率、触ったのも何年ぶりだろう…
型紙から仮縫いまでやってみましたよー!
できたよー、今まで気になっていた部位もなおせたよー!
ついに一からオリジナルができたー!!!
これなら骨の長さが変わろうが、私には3.14がついてるから調整できるそ!
たぶん、帽子の型紙の基本も同じ考え方なんだろうなー。
来年は傘骨の種類も選んでもらうことができそうで、
選択の幅も広がるので楽しんで頂けそうです!
今から準備だー!
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